拝啓、前略、親愛なるテテコ様-。

(*˙˘˙) 下ネタじゃねーか…。

6。アラジン。

もしもテテコのね。
もしもテテコの願が何でも3つ叶うとしたらね。

休みが欲しいのね…。

働き過ぎかなーて。
働き過ぎかなぁーて。

今年に入ってまだ、休みは3回だけだしさ。
もう三月の後半でしょ?
月1なのね、休みが。

な、なにこの会社、労働基準法を知らないの?
え? ひょっとして六法全書のこと、分厚めなファンタジー小説だと思ってる?
探してみ!
ハリーポッターの隣とか探ってみ!!
無いから!!

ってね。

でもね、弱いんだ。
この会社は好きなの。
いっぱい良いところがある。

だからね。
ちょと休日を増やしてくれたらいいの。

それでね。
2つ目の願いはね。

朝目覚めたら、おっぱいが揉みたいの。
出来ればドッキリ、不意のおっぱいがいいな。
起きたら、あれ? こんな所におっぱいがある!? みたいな。
隣に知らない女性のおっぱいが寝てる!? 右乳と左乳、2つも寝てる!? って感じが最高かな。
うん。最高。

でー。
3つ目はさ。

…何にしよ?

まぁ、義理の妹とかで、いいかな。

うん。
いいよね、妹。
漢字2文字で、義妹(ギマイ)。
男兄弟2人で育ったからさ、夢だよね、妹。
妹居たら生活に花があるよね、妹。
実際に妹がいる人に取っては、異論の声も上がるかも知れないけど、さ…。

でも、アレだもん。
義理の』とか言っている時点で、下心だよね。
義理の』って、もう、エロスの枕詞だよね。
義理の』が付いていたら、何でも行けそうだよね。

義理の妹

義理の母

義理の看護婦

義理のエルム街の悪夢 ~もっと腰をフレディー~

ね?

もうさ、第二次成長期の義妹に、『お兄ちゃん、マユのここ、なんだか、おかしいの…』って、スカートをたくし上げながら言われたい気が満々なの。
そぉ言われたいお年頃なの。

どぉ、この3つの願い。

叶うとするでしょ?
するとさ。

休日の朝。
と言うか昼過ぎ。
目を覚ますと手の届くところに、おっぱいが2つ。
…え? 誰、このおっぱい?
混乱の最中(サナカ)、不意にドアが開いて妹が登場。

お兄ちゃん、マユのここ、なんだか、おかしいの…

えー?
マユってネーミングセンス、我ながらどうなの?
えー?
マユってば、隣で寝ているおっぱい無視してこの展開に繋げちゃうとか。
えー?
剛(ゴウ)の者なの?
えー?
テテコ、驚嘆(キョウタン)。

寄せては返す、混乱に次ぐ混乱。

こんな時、アナタならどうします?

そうだよね。

うん。
まずは分かったと。
義妹の妹の、今日のパンツの色は、分かったと。

うん。

その上で取り敢えず、隣にある、知らないおっぱいを揉むよね。
揉みながら妹に、『バカ野郎、部屋に入る時は、ノックするのが最低限のマナーでしょうが!』とか、常識を諭すよね。

言いながら揉むよね。
揉みしだくよね。

まぁ、するとさ、ここで、『んん…』と小さな声を漏らして目覚める、見知らぬおっぱいだよね。

お互いの目が合うよね。

乗り切ろう。
真顔で乗り切ろう。

おっぱいに真剣な面持ちで、ここは言おう。

黙って聞いてくれ。信じられないかも知れないが、私は未来からやって来たアナタです。

え? ってなる。
うん。
え? ってなるよ。

それでいい。

ふふ、安心して。
なんと。
この設定。このパターン。
マンガ、アニメ、小説、すべてのジャンルにおいて、撃ち損じたことは1度もないから。

テテコ大発見。

今1度言うよ?
安心して!
結局、未来から来た自分って、信じてくれるから!

もう、心置きなくね。
真摯(シンシ)に、ただ真摯に務めよう。

そして語ろう。
ありったけのSFを語りつくそう。

ボカシながら、語りつくそう。

大事な使命でやってきたの、とか。
未来が危ないとか。
このままでは20XX年がえらいこっちゃ、とか。
言おう!
言っとこ!!

するとおっぱいもさ。

アナタは未来から来た私なの?』とか、質問がすでに乗り気になるし。

そうしたら返答はさ。
うん。自分は未来から来たアナタ。
これでオケ。

どうして、その、男性なの?』とかさ。

そうしたら返答はさ。
詳しくは言えないが、タイムパラドクスを防ぐためだ! で、完璧。

何で、私のおっぱいを、揉んでるの…?』とかさ。

タイムパラドクスを防ぐためだ! で、オケ。

タイムパラドクス万能。

お兄ちゃん、マユのここ、なんだか、おかしいの…

タイムパラドクスを防ぐための第二次成長期だ!

タイムパラドクス万能。